出雲屋敷
いづもやしき

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~雲居の月を眺めて一服、旅情に触れるひととき~

洋風の館「島居邸」の前を通り過ぎると、一転、江戸期を思わせる漆喰塗りの白い土塀に囲まれた屋敷があります。いつからか、人々はそこを「出雲屋敷」と呼んでいました。
かつて、尾道の山手は神聖な場所として建築物は神社仏閣のみでしたが、江戸後期には唯一出雲屋敷が山手に存在する屋敷として町と海を見下ろしていました。
この出雲屋敷は出雲国松江藩から御用塩や綿などの交易の為、藩の役人達が常駐する出張所でした。
建築時期は不明ですが、1階の茶室などは江戸時代に建造されたと推定されています。この度はるか昔の人々の交流に思いを馳せながら、この尾道にとって貴重な屋敷を甦らせました。

出雲屋敷は1階と2階で二つに分かれています。

客室紹介

月  – tsuki

四季の庭とひと続きの座敷 出雲屋敷「月」

1階は「月」と呼ばれ、庭に向かう濡れ縁は月見台として広く庭と一体となっており、奥の茶室では人々が味わった昔と変わらぬ和の空気を感じることができます。

お部屋の間取り図

雲  – kumo

尾道水道が一望できる座敷 出雲屋敷「雲」

2階の「雲」では階段を上がって左側に三畳分の煎茶室を備え、右に向かえば往人もそこに立ったであろう、尾道水道を見下ろす回り廊下へと繋がります。

お部屋の間取り図

備え付け

備後の伝統的な工法で紡がれた生地を使用した座布団、テーブルセンター、背もたれクッション。9畳間に敷かれた最高級の備後畳表など、備後地方伝統の品々をご用意しました。
出雲由来の焼物を備えております。 (舩木窯・湯町窯・出西窯・宮内窯) もともと館で使われていた家具や小物を磨き直して一部使用しています。
自社製のドレスカジュアルなワンピーススタイルのルームウェア。素材は麻とレーヨンの混紡、麻の粗野感とレーヨンのドレープ性により適度なカジュアル感と快適な着心地を味わっていただけます。
もともと館で使われていた家具や小物を磨き直して一部使用しています。また、もとの主が茶道にゆかりある方であったことにちなみ、四つ椀や漆を塗った利休箸等も備え付けています。

客室仕様

部屋面積『月』和室9畳、4.5畳、ダイニングキッチン、リビング、茶室、パウダールーム、浴室
部屋面積『雲』ベッドルーム、和室10.5畳、6畳、ダイニングキッチン、リビング、煎茶室、浴室
設備(共通)テレビ/冷蔵庫/洗濯乾燥機/ 電子レンジ / トースター / 炊飯器/
IHクッキングパネルヒーター / 食器類 / 調理器具

※雲:シモンズ社製ベッド・セミダブル(幅1200mm×長さ2030mm×厚さ250mm)2台
アメニティ/設備(共通)シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ ハブラシ/ ヘアーブラシ/ ドライヤー/ フェイスタオル/ バスタオル
貸し出し備品(無料)DVDプレイヤー / アイロン / 調味料セット(砂糖・塩・醤油・胡椒・サラダ油)
賃貸借契約(共通)せとうち 湊のやどでは、尾道にある古き建物の良さをそのままのかたちで残しております。
ご利用にあたっては、旅館やホテルと異なり、貸家となりますので、
受付の際に期間を定めた『賃貸借契約』を結ばせて頂いております。

※受付は15時〜20時、退室は11時までにお願いいたします。
※受付の際に館内のご説明と『賃貸借契約』を結ばせて頂きます。

建築家

中村 昌生

Masao Nakamura

略歴

1927年 愛知県に生まれる
多年にわたり茶室・数寄屋の研究と創作を通じて日本建築の伝統を追求し続ける。
1961年 工学博士
1962年 都工芸繊維大学助教授
〃   教授
1971年 『京の町家』駸々堂出版刊 後年『京の坪庭』『京の座敷』を刊行
日本建築学会賞受賞
『茶匠と建築』鹿島出版会刊、『茶室の研究』墨水書房刊
1976年 桂離宮整備懇談会委員
1980年 同志と伝統建築技術の継承と発展のため財団法人京都伝統建築技術協会を設立。
1986年 文化財保護審議会専門委員
1987年 『数寄屋邸宅集成』第1~3巻 小学館刊
1990年 京都新聞文化賞受賞
1991年 京都工芸繊維大学名誉教授・福井工業大学教授
1992年 財団法人京都伝統建築技術協会理事長
1998年 京都市文化功労者
2000年 『数寄の空間』上・下 淡交社刊
2001年 第一回圓山文化賞受賞
2002年 福井工業大学名誉教授
2011年 同志と一般社団法人伝統を未来につなげる会設立

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